カテゴリ:不動産売却 動画 / 投稿日付:2021/09/05 14:57
法定相続分について解説しています。
相続が生じた場合の、法定相続分ってなんですか?
はい。
民法では遺産を誰がいくら相続するのかについて目安が定められています。
相続人が遺産を相続できる法律上の割合を法定相続分といいます。
法定相続分の割合ってどのくらいなんですか?
法定相続分は誰が法定相続人になるかによって異なります。
例えば、被相続人に配偶者と子どもが2人いる場合、法定相続分は配偶者が2分の1、子どもがそれぞれ4分の1で等分します。
配偶者に子どもがいない場合はどうなりますか?
その場合ですと、被相続人の配偶者に3分の2、被相続人の父母に3分の1を等分します。
配偶者と相続人の兄弟のみが相続する場合はどうですか。
その場合には、配偶者は4分の3、相続人の兄弟は4分の1を兄弟の人数で等分します。
なるほど。
その他に何か気を付けることはありますか?
お伝えした法定相続分は相続人が特別な意思を表示しなかった場合の基準ですので、
遺言書は遺産分割協議が存在する場合には、法定相続分にこだわる必要はなく、遺言や遺産分割協議が優先されます。