カテゴリ:不動産売却 動画 / 投稿日付:2021/09/06 11:36
リバースモーゲージとリースバックの違いを解説しています。
最近リースバックという言葉をよく聞くんですが、リバースモーゲージとはどう違うんでしょうか?
はい。
まず金銭面ですがリバースモーゲージとは所有不動産を担保に金融機関から融資を受けることを言います。元金については所有者が亡くなった際に返金していただきます。返済方法は所有不動産の売却や預貯金での返済も可能です。
ではリースバックはどういうものになりますか?
はい。
リースバックについては所有不動産を不動産売却業者に売却していただき売却金を取得します。
両社とも資金調達をしてもそのまま不動産に住み続けることができる点は共通しています。
では違いはなんですか?
はい。
リバースモーゲージの場合、不動産の所有権は金融機関に移転しませんが、リースバックは不動産買取業者に所有権が移転しますので、この点が最も大きな違いになります。
他に何かありますか?
はい。
リースバックの場合には不動産買取業者と賃貸借契約をしていただき、貸主に賃料を支払っていただく必要があります。
リバースモーゲージとリースバックのメリットは何ですか?
はい。リバースモーゲージは住み慣れた自宅を手放すことなく融資を受けることができるので、
愛着のある地域から引越しをする必要はありません。
リースバックも同様に売却後も済み続けることができるのがメリットです。
ではデメリットは何ですか?
はい。リバースモーゲージの場合、融資を受ける際に多くの制約があります。
例えば年齢制限や物件の種別、推定相続人全員の同意などです。
また担保物件の評価下落や金利上昇のリスクは考慮しなければならないです。
リースバックはリバースモーゲージと比べると制約が少ないのですが、
所有権が移転する売却ですので手放すことに抵抗がある方は向かないかもしれません。
リースバックを選択した場合、賃料ってどう決まるのですか?
はい。取り扱いの業者様で異なりますが、基本は近隣相場を考慮して決める場合が多いですね。
同じく敷金礼金についても、敷金のみで礼金を取らない業者様も増えています。
仮にもう一度不動産を買い戻したい場合には買い戻せるのでしょうか?
はい。こちらも業者様により異なりますが、売却後も一定期間であれば買い戻せる特約を売買契約書に記載することもできるかと思います。
リースバックで資金を得て住み続けたけど契約者が亡くなった場合には、残された配偶者は退去しなければならないのでしょうか?
はい。契約者様ご本人がお亡くなりになった場合、一定の審査が必要になりますが審査の結果によりそのまま住み続けていただくことも可能です。
その場合は保証人は必要でしょうか?
はい。リースバックを利用される際には保証会社を利用していただく必要があります。
保証会社は保証人に代わり貸主に家賃を保証するものですので、保証人を立てる必要はないケースがほとんどです。
保証人ではなく緊急連絡先をご本人以外でご指定していただくことはあるかと思います。
詳細については取り扱いされる保証会社にお尋ねください。
なるほど。それなら安心ですね。