カテゴリ:不動産売却 動画 / 投稿日付:2022/01/07 10:35
共有持分だけを売却する方法について解説しています。
急に資金が必要になったので兄と共有名義の不動産を売却したいのですが、兄が承諾してくれず困っています。
何か解決する方法はないでしょうか?
はい。それはお困りでしょうね。
基本的にはお兄様にご理解いただき同意のもとで通常売却していただくのが一番良いと思うのですが、どうしてもお兄さまの同意が得られない場合は持分売買という方法があります。
自分の持分だけ売買できるんですか?
はい。法的には可能です。
それでも兄は承諾してくれないと思うのですが。
持分売買の場合、お兄さんの承諾は必要ありません。
勝手に持ち分を売却できるんですか。
はい、そうです。
そんな持分だけ購入してくれる人っているんですか?
購入者にとってはリスクのある取引ですので、一般の方に買っていただくのは難しいですが、
持分売買を積極的に行っている専門家もいらっしゃいますので不可能ではありません。
デメリットはありますか?
やはり購入者側にとってはリスクの高い取引ですので、通常売買するよりは3割前後低い価格での契約になります。
多少安くても現金化できるならありがたい話です。
持分を購入された人はその後どうされるんですか?
基本的には他の共有者の持分を売って頂くか、こちらの持分を購入して頂くかという交渉をして共有状態の解消を目指します。
なるほど。その交渉が長引いたり共有状態の解消が出来ない場合は、購入者のリスクということなんですね。
はい、そうです。
分かりました。ありがとうございました。