カテゴリ:不動産売却 動画 / 投稿日付:2022/02/07 15:58
山林の売却について解説しています。
※本動画は2021年10月22日に収録したものです。
今後の法改正等により、内容に不具合が生じる場合がございます。
親から相続した山林を売却したいのですが売れるでしょうか。
知人から山林の売却は難しいと言われたのですが。
回答:はい。
確かに不動産は需要と供給によって価格が決まります。
市街地での不動産とは異なり、山林は場所によって売却が難しいケースもあります。
そうなんですね。
もし売却をしたい場合、不動産会社に相談しても良いのでしょうか。
回答:はい。
ただし問い合わせ先は必ず山林のある地元の不動産会社に相談してください。
また、不動産会社によっては山林の取り扱いをしてない場合も多いのでご注意ください。
その他に所有されている山林がどの種類になるのかも把握された方が良いですね。
山林に種類があるのですか。
回答:はい。
山林は4種類ありまして、
・都市近郊林地
・農村林地
・林業本場林地
・山村奥地林地
です。
このうち、市街地により近い都市近郊林地の相場が最も高くなっています。
また、山林の樹木の品質などによって価格が変わります。
分かりました。
役所で調べてみたいと思います。
あと親から引き継いだ山林ですが、実は一度も見たことがないので、
正確な土地面積は分からないのですが大丈夫でしょうか?
回答:山林の売買は、宅地と異なり測量をすることが困難な場合が多いので、
実測面積での清算を行わない、いわゆる公簿売買が一般的です。
ただ、トラブルを避けるためには測量をすることや、
専門家を通して面積を確認することをおすすめします。
まずは不動産会社にご相談頂いた方が良いと思います。
わかりました。
公簿上の土地の広さは分かると思うのですが、価格はどのように調べたら良いでしょうか。
回答:不動産会社の担当者にお尋ね頂くのが良いと思いますが、
事前に調べて頂くことも可能です。
事前に調べることが出来るのですね。
それにはどうしたら良いですか。
回答:はい。国土交通省が「不動産価格情報検索」というサイトを公開しておりますので、
所有されている山林の住所を検索していただければと思います。
ただ場所によっては取引事例がなかったり、山林の状況によっては、
検索された情報よりも低い金額での売却も十分に考えられますので、
あくまでも目安という位置づけに捉えていただければと思います。
親から相続してみたものの、どうすれば良いか分からなかったので、少し安心してきました。
まずは、引き継いだ山林をもう一度調べて問合せしてみたいと思います。
回答:はい。その方がよいですね。
問合せをされる際には、情報が分かるよう手元に準備してから問い合わせをされると、
よりスムーズに進むと思います。
コロナにより山林を購入したい需要もあるようですので、
良いご縁が見つかると良いですね。
その他に注意しておくことはあるでしょうか。
回答:はい。
山林に特有の制限があります。
森林法による開発許可が必要な場合であったり、
保安林でなければ伐採に都道府県知事の許可や届出が必要です。
また、その山林が市街化調整区域内にあれば、原則一般住宅の建築はできません。
これらの制限の有無により売却の難易度や売却価格などに影響があります。
これらの制限についても不動産会社にご確認いただいた方が良いと思います。
分かりました。
ありがとうございます。