既存不適格建物って売却が難しいの?
カテゴリ:不動産売却 動画 / 投稿日付:2022/02/11 15:39
私の家が「既存不適格建物」と言われました。
既存不適格とはなんでしょうか。
回答:建築当時には適法だったものの、
法改正により基準に合わなくなってしまったものが「既存不適格」です。
なるほど。
ただ建築時は適法ということなので特に気にすることはないですね。
回答:いえ。いくつか気を付けなければいけないことがあります。
例えば、売却は通常の住宅に比べて難しいと言われています。
それはなぜですか。
回答:はい。まず購入者のローン審査が通りづらいです。
既存不適格建築物の場合、既存の建築物と同じ規模・同じ用途での建て替え、
建築確認が必要な規模の修繕を行うことができないこともあるため、
担保価値が低くなり購入希望者が希望額でのローン審査に通りづらい可能性があります。
確かに、ローン審査が通らないとそもそも買主は購入できないですよね。
他にも売却が難しい理由はありますか。
回答:はい。例えば新築当時に指定された建ぺい率・容積率の制限値が、
その後変更されたことにより購入者が建て替える際には、
既存の建築物より建築可能な規模が小さくなってしまい、
制限される場合があります。
活用範囲が狭まるため魅力が少ないと感じられてしまう可能性がありますね。
確かに制限があるのは嫌ですね。
既存不適格の場合は売却するのは難しいのでしょうか。
回答:いいえ。
きちんと気を付けるべきポイントを押さえておけば、
既存不適格でも売却することは可能です。
その他に気を付けるポイントはなんでしょうか。
回答:まずは既存不適格建築物であることをきちんと買主に告げることです。
併せて、どのような制限を受ける可能性があるかについて、
納得をしてもらう必要があります。
次に買い叩かれる可能性がある点です。
既存不適格建築物は活用に制限が生じるため、
周辺の相場価格での売却は難しい可能性があります。
とはいえ、まずは周辺の相場価格を知ったうえで複数の不動産会社に相談し、
信頼できる不動産会社を見つけることが大切です。
カテゴリ:不動産売却 動画 / 投稿日付:2022/02/11 15:39
既存不適格建物について解説しています。
※本動画は2021年10月22日に収録したものです。
今後の法改正等により、内容に不具合が生じる場合がございます。
私の家が「既存不適格建物」と言われました。
既存不適格とはなんでしょうか。
回答:建築当時には適法だったものの、
法改正により基準に合わなくなってしまったものが「既存不適格」です。
なるほど。
ただ建築時は適法ということなので特に気にすることはないですね。
回答:いえ。いくつか気を付けなければいけないことがあります。
例えば、売却は通常の住宅に比べて難しいと言われています。
それはなぜですか。
回答:はい。まず購入者のローン審査が通りづらいです。
既存不適格建築物の場合、既存の建築物と同じ規模・同じ用途での建て替え、
建築確認が必要な規模の修繕を行うことができないこともあるため、
担保価値が低くなり購入希望者が希望額でのローン審査に通りづらい可能性があります。
確かに、ローン審査が通らないとそもそも買主は購入できないですよね。
他にも売却が難しい理由はありますか。
回答:はい。例えば新築当時に指定された建ぺい率・容積率の制限値が、
その後変更されたことにより購入者が建て替える際には、
既存の建築物より建築可能な規模が小さくなってしまい、
制限される場合があります。
活用範囲が狭まるため魅力が少ないと感じられてしまう可能性がありますね。
確かに制限があるのは嫌ですね。
既存不適格の場合は売却するのは難しいのでしょうか。
回答:いいえ。
きちんと気を付けるべきポイントを押さえておけば、
既存不適格でも売却することは可能です。
その他に気を付けるポイントはなんでしょうか。
回答:まずは既存不適格建築物であることをきちんと買主に告げることです。
併せて、どのような制限を受ける可能性があるかについて、
納得をしてもらう必要があります。
次に買い叩かれる可能性がある点です。
既存不適格建築物は活用に制限が生じるため、
周辺の相場価格での売却は難しい可能性があります。
とはいえ、まずは周辺の相場価格を知ったうえで複数の不動産会社に相談し、
信頼できる不動産会社を見つけることが大切です。