カテゴリ:不動産売却 動画 / 投稿日付:2022/03/31 14:20
売却苦戦物件の対応策について解説しています。
※本動画は2021年11月24日に収録したものです。
今後の法改正等により内容に不具合が生じる場合がございます。
不動産が長期間売れなくて困ってます。
どうすればいいですか。
回答:物件が売れない理由は買い手がいないからです。
ではなぜ買い手がいないかというと、需要とのギャップがあるからです。
しかし、原因を分析すれば売れやすくなる可能性は高いです。
物件が売れない主な理由は大きく以下の3つに分類できます。
それはなんですか?
回答:1.販売価格が不適切である。
2.物件自体に何らかのマイナスポイントがある
3.不動産会社選びに失敗している
この3つです。
それぞれ詳しく教えてもらえますか。
回答:はい。まず1つ目の販売価格についてです。
売れない物件の多くは物件自体の価値に対して価値が割高であることが多いです。
確かに長期間売れていない物件はどれも相場より高い気がします。
でも、不動産会社から頂いた査定書の金額で依頼したんですが。
回答:不動産会社も売主様と同じく少しでも良い条件で成約したいと考えています。
ですので、相場の上限に近い価格から販売スタートを提案することが多いです。
ただし、その後の反響状況によっては担当者と相談し、
販売条件について柔軟に検討することも重要です。
分かりました。
では次に、物件にマイナスポイントがあるというのはどういうことでしょうか。
回答:はい。売れにくい物件の多くは外観や設備などに何らかの問題があります。
買主にとって見た目の印象は時に間取や価格よりも重要です。
特に初めての物件を見たときの印象は後々まで尾を引くことになります。
外壁の汚れ具合や劣化の度合い、玄関の清掃状況、水周りの清潔さなどは特に重要です。
これらに大きなマイナス要因があると買い手が付きにくくなります。
確かにキッチンなど周りがとても汚かったりすると、心なしか他の部分まで汚く感じますよね。
回答:そうですよね。
売却スタートのタイミングで一通り掃除等で綺麗にしていただく、
掃除では綺麗にできずあまりにも見た目を損なう場合には、
部分的なリフォームも提案させていただく場合があります。
わかりました。
それでは3つ目の不動産会社選びに失敗しているについて詳しく教えてください。
回答:はい。
先程お話した価格や物件に問題がない場合は不動産会社が原因かもしれません。
売却を依頼する際に結ぶ媒介契約は一般的に契約期間は3ヶ月間です。
そのため不動産会社は3ヶ月の間に成果を出そうと販売活動を行います。
仮に3ヶ月経っても物件への問い合わせ自体が少ないような場合は、
販売戦略に問題があるか、不動産会社の販売力自体が低いのかもしれません。
そうなんですね。
では思い切って他の不動産会社へ変更するというのも方法のひとつですね。
回答:そうですね。
いきなり変更するのではなく、
ご依頼している不動産会社へ現在どのような売却活動をしているのか、
具体的な検討顧客はいるのか、今後の売却活動の内容などを
ご相談されてみてはいかがでしょうか。
その内容をヒアリングした上で引き続き依頼するか検討した方が良いということですね。
回答:そうですね。
それでは最後に先程お話した3つのポイントを押さえて、
売却に時間がかかってしまっている場合の対策としては、
・周辺の成約価格を調べ適切な販売価格に改定する
・外壁や内装、水周りなどを中心にリフォームやリノベーションを施す
・不動産会社と協力し、販売戦略や広告の出し方を見直す
・不動産会社そのものを変更する
以上のポイントを意識していただければと思います。
わかりました。ありがとうございます。
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